【マリーゴールド】リーグ戦で頭角あらわした天麗皇希、次に見据えるはゴチカと「ツインスター王座」
9.28後楽園大会にて、マリーゴールド初のシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」が最終戦を迎えた。 なかでも活躍がめざましかったのはDREAMブロックの天麗皇希。皇希は2022年2月にアクトレスガールズにてリングデビュー。プロレスとエンタメが融合された公演を中心に活躍していたが、今年4月30日にマリーゴールド入団。本格的にプロレスの世界に足を踏み入れた。 皇希は9.8富山大会にて、新技「アメジスト・インパクト(小股式のアクシズ)」を披露し、翔月なつみに勝利。続く9.14新木場大会でも同技でビクトリア弓月に勝利し、新技に手応え。 9.20仙台大会ではメインイベントでMIRAIと対戦。MIRAIに押されながらも、一瞬の隙をついて勝利。10.7後楽園大会にて、皇希と後藤智香(ゴチカ)のタッグ「tWin toWer(ツインタワー)」が、ミライサク(MIRAI&桜井麻衣)の持つ「マリーゴールド・ツインスター王座」に挑戦することが決定した。 皇希は、9.23後楽園大会終了時点で4勝2敗勝ち点8。同じく勝ち点8の林下詩美と首位に並んだ。9.28最終戦は皇希と詩美の一騎打ち。勝利した方が優勝決定戦に進出する。
試合は序盤、詩美がペースを握った。詩美は皇希にボディスラムからキャメルクラッチで締め上げる。皇希も負けじと詩美の顔面にビッグ・ブーツ。そこから皇希の怒涛の攻撃、アメジスト・インパクトとアメジスト・バタフライでフォールを狙うが、詩美は肩を上げる。最後は皇希の体力が尽きたところに詩美がジャーマン・スープレックス・ホールドで3カウント。詩美の優勝決定戦進出が決まった。 試合後、皇希は「リーグ戦、最終戦、詩美さんと(勝ち点)8点と8点で、どっちかが勝てば(決勝に)上がれる、いいところまで持って行けたなって、正直そこは自分がすごい嬉しいなと思っているところ。ただ最終戦で黒星、めちゃくちゃ悔しいっすね。でも10月7日にツインスタータッグのベルトが待っているので、気持ち切り替えて、タッグとしてもっと力つけて、さらに上に行きたいと思います」とコメント。 優勝は逃した皇希だったが、新技「アメジスト・インパクト」の披露に「ツインスター王座」挑戦、そして9.20仙台大会でのMIRAI戦は、リーグ戦の「ベストマッチ賞」を受賞。リーグ戦1ヶ月を通して皇希の成長は目を見張るものがある。 そんな皇希が次に見据えるのは、後藤と挑むツインスター王座。9.20仙台大会でMIRAIに勝利した皇希は、試合後マイクで「MIRAI、あんたの持つ、そのツインスターのタッグベルト、10月7日後楽園ホールで、挑戦させてください」と宣言。 「無理無理。だって今日、桜井麻衣いないもん」と首を横に振るMIRAIに対して、「あんたさあ、桜井麻衣がいないと、後輩の挑戦表明も受け取れねーのか!?そんな腑抜けたチャンピオンが持ってるベルト、私が獲って、もっと輝かせてやるよ!」と皇希が煽る。キレたMIRAIが挑戦を受け、ツインタワー vs ミライサクのタイトルマッチが決まった。