2泊3日で行ける日本のハワイ!冬の宮古島の知られざる魅力と旅費を抑えるテクニック
夏休みは、台風や物価高で旅行を断念した人もいるのではないだろうか。そんな夏のリベンジに、冬の連休でも行ける“日本のハワイ”ともいえる沖縄・宮古島をオススメ。冬時期ならではの宮古島の魅力と、旅費を抑えるポイントを有識者に聞いて紹介する。
宮古島の冬の魅力とは?
宮古島は、沖縄本島の南西部、那覇市より約300kmの地点にある島。大小8つの島から成る宮古諸島の中心となる。美しい白い砂浜もあるビーチや神社、ミュージアムなど、見どころも豊富にある。 宮古島はハワイ同様、四季ではなく二季。サマーシーズンとウインターシーズンに分かれる。ウインターシーズンは12月から2月頃だという。ウインターといっても、年間の平均気温が23度のところ、この時期は20度まで上がることもあるほど。まさに南国リゾートだ。
冬は陸が主役!ドライブ・ショッピング・グルメ・スポーツを存分に楽しめる
「ウインターシーズンは海には入れないものの、フィールドが主役になるのが魅力の季節です。ドライブ・ショッピング・グルメ・スポーツ、とすべてを楽しんでいただけます」と語ったのは、「宮古島来間リゾート シーウッドホテル」の副総支配人 池田昇氏。 宮古島来間リゾート シーウッドホテル 宮古島と来間大橋で繋がる離島、来間島に2020年2月にオープン。印象的なアーチ型デザインの「竜宮ハウス」から見る宮古ブルーの大パノラマや、幻想的なサンセット、息を呑むほど美しい圧巻の星空など、様々な時間帯に見ることができる唯一無二の絶景が楽しめる絶景リゾートホテル。 https://www.seawoodhotel.com/ ●5島ぐるっとドライブ 「宮古島のユニークなところは、周辺の離島が橋でつながっていること。宮古島本島から池間大橋を渡って池間島。伊良部大橋を渡って伊良部島、そしてお隣の下地島。さらに来間大橋を渡って来間島と、5島全部をドライブして周ることができます」 ●「宮古そば」に「ほろ酔い牛」。ご当地メロンはお土産に 「お腹が空いたら、豚の三枚肉やかまぼこなどを楽しめる『宮古そば』、または今、宮古島で大注目の肉『ほろ酔い牛』がおすすめです。泡盛の酒粕を食べさせて肥育した牛なのです。ショッピングはこの時期に旬を迎える宮古島の冬メロンや春メロンをお土産にどうぞ。夏のマンゴーに追いつけと、島をあげてPR中です」 ●アスリートも納得のアクティビティ環境 「ウインターシーズンとはいえ、温暖な宮古島ではこの時期、アスリートの方々が合宿にやって来て、ゴルフ、ランニング、サイクリングなどを楽しまれます。道を有名アスリートが走っているのを見かけることもありますよ。本州では外で遊ぶことがためらわれる季節には、宮古島でアクティブに過ごして、しっかり身体を作ることもできますよ」 ●スターゲイジング(星空観測)は外せない 「何と言っても目玉は、スターゲイジング(星空観測)です。北緯24度の宮古島は、ハワイの北西部と同緯度なので、ハワイで観る星とほとんど同じなんですよ。ちなみに東京の北緯は36度。つまり、東京で星を観るのと宮古島で観るのでは、北の空が10度以上下がります。その分、南の空が上がります。この緯度の差によって、本州では見えない星を観るこができるのです。 これからの季節なら、『カノープス』という星が注目です。東京でこの星を見ようとしたら、南の地平線からわずか2度という位置にありますから、まず無理です。観ることがむずかしいことから、この星を観たら長生きができると言われ『長寿の星』として有名です。 七福神の1人、寿老人は、この星が神格化されたといわれています。南の空がしっかり見える宮古島では、何の苦もなく見つけることができますよ。 また一等星が多く観られるのも楽しさの一つです。冬の大三角をはじめ、空には一等星がキラキラと明るく瞬いています。6つの一等星を結んで遊ぶことも可能。ぜひ覚えておいてください。 星座占いでおなじみのものなら、おとめ座、かに座、しし座、ふたご座、おうし座あたりが見ごろです。この時期はドライブやグルメなどと合わせて、星を観に、宮古島にお越しください」 今年10月、同ホテルでは電気自動車を導入したレンタカーサービス『シーウッドレンタカー』を提供開始。ハイビスカスや宮古マドボタルなどがデザインされたEVで街を自由きままにドライブするのも楽しそうだ。他に電動カート、自転車、電動キックボードのレンタルも可能だ。 【参考】シーウッドホテル「RENTAL MOBILE」 https://www.seawoodhotel.com/access/rental_mobile