【新型スペーシア・ギア登場】 10マイルの日常で冒険を! アクティブ軽ハイトワゴンがさらに進化
インテリアはオレンジを効かせつつ
インテリアは、エクステリアと共通のデザインコンセプトとし、よりデザインに一体感を持たせることにこだわった。 新型スペーシアで使いやすさを重視し採用した助手席側のビッグトレイなどにカーキグリーンを配色することで、ツールボックスのような頑丈な印象を際立たせた。 同時にシャットダイヤル、シートステッチ、シートバックタグ、メーターにオレンジのアクセントカラーを施すことで個性の強さを演出。シートバックメッシュポケットには、山を登るスペーシアギアをあしらったイラストタグが追加された。 シート表皮は撥水機能とタフな印象がひと目で伝わるよう、エンボスの艶感と凹凸感のバランスを吟味。柄感はハードな山やタイヤパターンをイメージした意匠とし、無骨かわいいギアだからこそ提案できる、大胆な大柄となっている。 メーターはタフなアウトドアギアを感じさせるデザインを目指し、特徴的な丸テーマをベースに、アウトドアウォッチのようなハードなディティールに、オレンジのアクセントを施した。 機能面は、先代から引き続き採用する撥水加工シートや防汚ラゲッジボード、ルーフレールなどの専用装備に加え、新型スペーシア・シリーズにも搭載しているステアリングヒーター、電動パーキングブレーキを標準設定。 また、アウトドアシーンでの使い勝手を考慮し、先代よりも後席を格納した時の荷室の高さを上げて、よりフラットな床面を実現。マルチユースフラップ(後席座面前端に配されたものでオットマンだけでなく、荷物が落ちないようにも出来る)を全グレード標準設定とした。 なお、グレード構成はNAのハイブリッドXZとターボのハイブリッドXZターボそれぞれに2WDと4WDが用意され、全車マイルドハイブリッドを搭載。価格は195万2500円~となる。
内田俊一(執筆/撮影) 平井大介(編集)