164%アップで更改のソフトバンク大関友久 体重はスリム化進行中 「脂肪がすごく落ちている」 来季は自己最多13勝目指す
ソフトバンクの大関友久投手(27)が27日、みずほペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3500万円アップの年俸9000万円でサインした(金額は推定)。 ■優勝特需は!? ここまでの契約更改【一覧】 昨オフはパワーアップのため、食事量や筋力トレーニングを増やして体重増に取り組んできたが、今オフは無理やり増量しようとせず、自然の流れに身を任せている状態という。その結果、「体重はけっこう落ちて、自分でもびっくりする部分ではあります」。驚くほど減量しており、着用しているスーツにはだいぶ余裕があった。それでも「身体とか調べてもらって大きな問題はなさそうなので、自分もあまり不安になりすぎず。インボディを測定する機械でも脂肪がすごく落ちているので、アスリートとしてそんなに悪い反応ではない。悲観にならずいこうと思います」と、心配はいらない様子だ。 増量をしない理由について「去年は急に(体重を)増やしたりして身体の負担も感じました」と明かす。その上で「食生活の内容が変わると僕は顕著に反応が出て体重が落ちるんですけど、そこも受け入れながら。(増量に)追われるような感じで過ごしたくはない。今の自分を受け入れて、どういうパフォーマンスを出すか。体重が軽いから球速が出ないかと言ったらそうではないと思うので、その辺は考えながら今出せるベストを尽くすという感じで身体作りをしていきたい」と、ストレスなく、現状に適応していく道を選んだ。 5年目の今季は20試合に登板し、自己最多の122回1/3を投げてキャリアハイの8勝(4敗)をマーク。防御率も2・50と安定した。来季は「少し不安だけど頑張ればいけるかもしれない」という160イニング登板と13勝を目標に掲げた。スリム化した体で、キャリアハイを更新する。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】