長野・中野市長選 湯本隆英氏が再選 少子化対策の加速化訴え
任期満了に伴う長野県中野市長選は17日投開票され、無所属現職の湯本隆英氏(66)が、無所属新人で元会社役員の川上博矛(ひろむ)氏(68)を破り、再選を果たした。投票率は47・49%(前回47・31%)、当日有権者数は3万5288人。 湯本氏は、1期4年の実績をもとに、2期目は少子化対策を加速化させるとし、小中学校給食費無償化や給食センターの新設・統合に取り組むなどと訴えた。また、地域経済の強化・活性化のために農業基盤の維持・拡大や企業の育成・誘致にも力を入れると訴え、支持を集めた。 川上氏は、日本一の農業都市を目指し、耕作地の集約化や大規模化、スマート農業やIT(情報技術)農業導入の支援などを訴えたが、及ばなかった。