岩井明愛がニチレイレディスで逆転優勝! 姉は父の日に、妹は母の日に、勝利のプレゼントで親孝行
「父にはいい意味で守られている」(明愛)
この日が父の日ということで、姉妹でイメージカラーの青色をあしらったウェアを着てプレーした。手首にはやはりイメージカラーの黄色いリストバンド。妹の千怜が5月のRKB×三井松島レディスで母の日優勝をしたのに続き、姉も父の日にW記念日Vを達成。父・雄士さんへの感謝の思いを届けた。 「すごいですね。千怜が母の日で勝って、父の日に……。今年まさか優勝できると思わなくて、スタート前はやっぱり父の日なので、プレーしつつも思い出に残るショットが打てたらいいなと思っていたけど、優勝できて最高の父の日のプレゼントになったかなと思います」 優勝記者会見では父の存在感の大きさに触れた。 「守ってくれるような感じがしますね。言い方が分からないですけど、自分たちがプレーしやすいように、周りから守ってくれているという気がします。大体、父がいるとあまり人が寄ってこない。いい意味でですよ(笑)。なので、いい意味で守られている」
次戦は海外メジャーのKPMG全米女子プロ選手権(20日開幕、ワシントン州サハリーCC)に参戦する。狙うは初のメジャータイトル。この日の優勝が大きな弾みになるのは間違いない。 「いい流れのままいける思うけど、(今週)優勝したからそのままいけるというものじゃないので、自分のスウィングの調子を確認しながやっていきたい。(優勝への意欲は)あります。あります。千怜もいますし、楽しみが倍になりましたね」 全米女子プロ選手権には、国内ツアー組では岩井姉妹のほか、山下美夢有、竹田麗央、小祝さくら、鈴木愛が出場権を持っている。全米女子オープンでは笹生優花、渋野日向子がワンツーフィニッシュを決めて、日本選手の躍進が著しい。岩井明愛の戴冠にも十分にチャンスがある。海の向こうからの朗報が待ち遠しい
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