脚のむくみ撃退・付け根を伸ばして歩き方がスムーズに!椅子を使った陰ヨガ「ドラゴンポーズ」やり方
歩く姿に気を配っていますか? 知らず知らずに老け込んでくるのが歩き姿。鼠蹊部が縮こまると後ろ姿が10歳老けると言われています。今回は、美しい歩き方のコツと、椅子を使って鼠径部を気持ちよく伸ばすヨガポーズをご紹介!脚のむくみもとれますよ。 *写真で詳しいやり方を見る→椅子を使った陰ヨガ「ドラゴンポーズ」やり方 ■座る時間が世界で一番長いのは日本人? (椅子などに)座る時間が世界で最も長いのは日本人、といわれています。便利な生活、便利な社会、便利な生活様式。私たちは常に股関節を屈曲させて過ごしていると言っても過言ではありません。股関節屈曲位がデフォルトで生活していると、当然、筋肉は不健康に縮んでいきます。 股関節周辺の筋肉のうち、1番大きい筋肉の「大腿直筋」と、股関節をまたいで存在していて腿を持ち上げる動作で使われる「腸腰筋」を伸ばして、しっかりと身体の中心軸を真ん中に置いて歩けるようにしましょう。武道でいう、「仙骨に乗る」感覚が「歩き方美人の鉄則」です。 前の足にしっかり体重が乗るまで、後ろ足を地面から離さず、股関節をしっかり伸ばす(伸展する)とスラリと美しい歩き姿となります。 しっかりと脚の筋肉を使ってポーズを行う事で、下半身のむくみも撃退できます! ■■椅子を使ったドラゴンのポーズ オフィスで、椅子に座りながらでもできるポーズをご紹介します。 椅子を使ったポーズで簡単に脚の付け根を伸ばしましょう。大腿直筋と腸腰筋のストレッチです。軸が変わる!仙骨に乗れる!脚が長見え! <やり方> 1、椅子に横向きに座り(右足を椅子の背もたれ側に)右手でしっかりと背もたれをもち、外側に来た左脚を後方へ伸ばします。 2、左手を上方にあげて体側を伸ばします。 3、椅子の背の方向へ上体を傾け、脇から脚の付け根がしっかりと伸びているのを感じながら1~3分、キープします (反対側も同様に) ライター/西川尚美(ヨガ講師)
西川尚美