2児の母がやめたこと5つ。「名もなき家事」が発生しない仕組みで、自分時間を確保できた
忙しい毎日のなかで、なかなか確保するのが難しい「自分時間」。ですが、当たり前と思い行っていた家事や持っているものを見直し、思い切ってやめることで時間に余裕が生まれるかもしれません。2人の子どもがいて、「時間術」にまつわる著作も複数ある三條凛花さんが語ります。 【写真】くつ下は「同じもの」でそろえれば失くしても困らない
献立はメインのおかずを決めておけば迷わない
朝食・夕食の献立は“ゆるく固定”している私。ゼロから考える必要がないだけで、食事の支度がラクになります。 たとえば、夕食はメインのおかずだけを決めてあります。忙しさは曜日によって変わるので、曜日別で28パターン。これを毎月くり返します。メインのおかずに合わせて考えることで、副菜や汁物が思い浮かびやすくなります。 また、朝食は主食だけを決めてあります。こちらは平日5パターンだけを固定しているので、ホワイトボードに記入して、飽きたらすぐ変えられるようにしています。 ただし、予定変更があるとき、新しい料理に挑戦したいときなどは、この献立に縛られずにそちらを優先します。
気に入った服は色違いで買って、コーデも管理もラクに
私はコーディネートを考えるのが苦手です。また、身長や骨格のせいで似合わない服もたくさんあります。 いろいろな服を持っていたときはコーディネートが決まらなくて悩んでいましたが、「これは自分に合う!」と思った服を見つけたら色違いで買うようになりました。服の「形」をそろえれば、コーディネートも迷いません。 また、服の色もベージュ・ブラウン・ブラックといったベーシックカラー+好きな色を1色だけ買うようにしています。色合わせが苦手でも、これならちぐはぐになりにくいです。 さまざまな服をおしゃれに着こなすことには今でも憧れがあります。ですが、選ぶ楽しみよりも、迷わない気楽さを選択したら毎日服を選ぶ時間を短縮できて、服の管理もスムーズになりました。
くつ下は同じものをそろえてストレスフリー
家族が家じゅういろいろな場所で脱いで、なぜか行方不明になりがちな靴下。“片方だけ”になってしまったものが量産されていき、足りなくなって買ったころに意外な場所から出てきたりします。 そこで、衣替えのたびに、家族のくつ下を少しずつ「同じもの」に入れ替えるようにしました。 ポイントは、まったく同じものを数セット用意すること。これで、出かける直前にあわてて探し回る時間をなくすことができました。 また、家族ごとに色を変えるのも大事。理由は、全員黒にした時は誰のものか判別するのに時間がかかったからです。