忘年会幹事たちの“秘策” 「社長自ら幹事」「家族同伴OK」あの手この手で出席しやすく 予約状況はコロナ前まで回復でも…今年は“プライベート志向”“少人数”な忘年会が人気
「忘年会に来て!」幹事の秘策あれこれ
忘年会が少人数化していることで困っているのが、大人数で開催したい職場の忘年会の幹事です。 日程調整ツールを運営する会社「調整さんチーム」の調査によると、従業員が出席しやすいよう工夫しているという幹事は、81.1%にのぼりました。 具体的には「費用は会社負担」「時期を早める」「2次会なし」や、他にも「飲まない人の料金を下げる」「家族も出席可能」という工夫をしているところもあるようです。
先日、「道南農林水産部 栄店」で行われていたある会社の忘年会でも、従業員が出席しやすくなる工夫が。同じ会社の仲間11人が集まった忘年会ということで、みなさん、すっかり仕上がっている様子。忘年会の幹事は若手社員かと思いきや…。 社長: 「幹事は全部自分がやってる。(若い人にやらせる)そういう時代でもない。自らやる」 なんと社長自ら忘年会を企画したというのです。しかも、参加費も社長持ち! 参加は自由ということですが、新入社員はどう思っているのでしょうか。
新入社員: 「コロナまっただ中だったので、こういう飲み会に憧れていた。うれしいですね。いろんな年代が違う方と話せて」 社長の努力のおかげか、若手社員も参加しやすそうな和やかな会でした。 従来の「職場単位」「大人数」のスタイルから、より小規模で親密な集まりへとシフトしていく忘年会。形は変わっても、人と人とのつながりを大切にしたい気持ちは変わらないのかもしれません。
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