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広島カープは8日、1勝1分けで迎えた巨人との首位攻防戦。今シーズン、いずれもノーヒットノーランを達成したカープ・大瀬良大地 と巨人・戸郷翔征 、両エースの直接対決となりました。 【写真を見る】戸郷翔征 vs. 大瀬良大地　“ノーヒッター” が直接対決　2位・巨人と首位攻防戦　広島カープ（8月8日） カープの先発・大瀬良にとって今シーズンの巨人戦はここまで3試合で無失点と相性のよいカード。この日も打たせてとるピッチングで3回まで無失点と好スタートを切ります。 しかし、4回ウラ、2アウト・3塁・2塁のピンチで打席には6番・坂本勇人 。その打球はぐんぐん伸びてレフトフェンス際への大飛球。ここで 末包昇大 が見せます。タイミングよくジャンプしてナイスキャッチ。大ファインプレーで大瀬良を盛り立てます。 その後も好投を続けていた大瀬良ですが、7回ウラ、連打でノーアウト・2塁・1塁のピンチを招くと、モンテスにタイムリーを打たれ、ついに先制点を許します。 さらに満塁のピンチでピッチャーの戸郷に初球をレフト前へはじき返されます。これを末包がまさかの後逸。重い、重い3点を追加され、4対0とリードを許し、大瀬良はこの回途中でマウンドを降ります。 その後、2アウトから末包はファールフライを追ってスタンドに飛び込むハッスルプレーで気迫を見せますが、打線は戸郷の前に散発5安打と振るわず、完封されて8連勝ならず。 カープは今シーズンのセ・リーグワーストタイとなる16度目の完封負けを喫しました。（巨人 5-0 広島） ―　カープは、1ゲーム差で首位をキープ、9日から3位・阪神との3連戦に挑みます。