【園田競馬 新春賞】インベルシオンが初重賞制覇 広瀬ガッツポーズ、松浦聡師は感激の涙
園田競馬「第67回新春賞」が行われ、広瀬航（40）騎乗のインベルシオン（牡6＝松浦聡）が好位追走から早めに先頭に立って押し切った。重賞は初制覇。管理する松浦聡志師は重賞4勝目で地元では初制覇。1番人気マルカイグアスは2着だった。 インベルシオンが完璧なレース運びで園田金盃2着からのリベンジに成功した。 スタートをしっかり決め、リズム良く2番手を確保する。2周目3角の手前で仕掛けると早くも先頭へ立った。直線でも脚色は鈍らない。3馬身半差、完勝。広瀬はファンに向けて、左拳を高らかと突き上げた。 「何回もチャンスをもらっていたので、決められて良かった。本当に凄くうれしいです。騎手時代からお世話になっていたので、恩返しできたかな」と広瀬。その松浦聡師も感無量。「ジョッキーと厩務員さんが本当に頑張ってくれました」と涙を浮かべて喜びをかみしめた。
