2025年にアラゾフのK-1参戦は?「もしもK-1が呼んでくれたら、戻ってくる可能性がある」と注目発言【K-1】
「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」(12月14日、東京・代々木第一体育館)の一夜明け会見が12月15日、都内で開催された。 チーム・アラゾフの監督を務めた元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のチンギス・アラゾフ(ベラルーシ/Gridin Gym)が前日の大会について「昨日のトーナメントは、いい試合が続きました。いい選手が揃っていたと思います。チーム・アラゾフの2人も、とてもいい試合をしました。ダニラ・クワチは、僕のスタイルであるハイキック、パンチを繰り出してからのバックブローでKOできました。ダニール・エルモリンカは、残念ながら勝つことはできませんでした。またチャンスをあげてください。チーム・アラゾフは1勝1敗でしたが、満足しています」などと振り返った。 「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」覇者のストーヤン・コプリヴレンスキーに勝利を収めた、前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)については「とてもいい戦術だったと思いました。見ていて、とてもいい試合でした」と評した。 70kgの世界トーナメントは来年も開催の予定なのだが和島は「僕は、今年、決勝に出れていないので、次こそはという感じです」などと捲土重来を期した。
またアラゾフは自身のトーナメント参戦については「あまりハッキリ言うことはできませんが、もしもK-1の皆さんが呼んでくれましたら、戻ってくる可能性があるということです」と注目発言。 これにこの日、K-1プロデューサーへの就任が発表された宮田充氏は「来年も70gのトーナメントを開催するんですが、今後もアラゾフさんにはK-1の大会に選手をどんどん連れてきていただきたい。試合のスケジュールがどうなるかもあるがK-1の70kgの象徴として来年も参加してほしいと思っている。あと、ファイターとしてもワンチャンあるのかなという。“ワンチャンのワンは?”みたいなことはありますけれども…(笑)。そこはあきらめずに。あんまり言うとちょっとやばいんであれですけども(笑)。つながりが継続して一緒に歩んでいけるのが価値のあることだと思っているので、来年もアラゾフさんとK-1の展開についてはいろいろな意味で期待してもらえればと思います」とこちらも意味深発言。アラゾフは2021年からONE Championshipに参戦するも2023年8月のマラット・グレゴリアン戦以降、ONEでは試合をしていない。果たして2025年にアラゾフがK-1に参戦することはあるのだろうか。
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