外向型?内向型?「夫婦の性格調査」で意外な結果…ナンパやお見合いなど結婚のきっかけ別で違い
ただし、多少のバラつきはあったとしても、全体的に同類と凸凹がほぼ半々であることに変わりはありません。年代や結婚した時点の時代背景が違っても、なんだかんだ、最終的にマッチングする組み合わせに大差はないものだと思います。 この夫婦の組み合わせが、どういうきっかけで結婚したかを示したものが以下のグラフです。こちらは、きっかけ別に大きな違いが見られます。 まず、外向型同士の夫婦が多いきっかけとして「ナンパ」があり、29%もいます。何より、夫より妻の方が外向型である「夫<妻」の割合も38%と高い。これは、妻の方からナンパしたのか、外向型の女性の方がナンパされやすいのかまではわかりませんが、「ナンパ」きっかけで結婚する男女というのは外向型であるというのは当然かもしれません。内向型のナンパ師はあまり聞いたことがありません。
その「ナンパ」よりも、外向型同士の結婚が多いのが「婚活アプリ」で31%を占めます。これは決して意外なことではなく、私は常々「婚活アプリ」は「ナンパのデジタル版」と呼んでおり、ナンパ同様外向性に含まれるコミュ力やプレゼン力が物を言うからです。 意外だったのは、「婚活アプリ」の場合、内向型同士も27%と高いことです。これは、伝統的な「お見合い」や婚活パーティー」をも上回っています。よくよく考えれば、最近のアプリではAIによる性格診断や推奨マッチング機能などもあるので、外向型同士、内向型同士という同類マッチングがしやすいのかもしれません。
■内向型同士の割合が高い「結婚相談所」 「婚活アプリ」以上に、内向型同士の割合が高いのが、「結婚相談所」で33%、全体の3分の1を占めます。そもそも「結婚相談所」の門をたたくのも内向型の男女が多いのかもしれません。 外向型の特徴は「一人でいるより誰かと一緒にいたい」というもので、人とのつながりの機会は自ら作り出せるのでしょう。友人の数も多いことから、「友人の紹介」機会も多いはずです。「すぐに仲良くなれる」ならば、恋愛に発展する可能性も高いでしょう。