事故発生時の機器故障特定 米空軍、屋久島沖オスプレイ墜落
【ワシントン共同】昨年11月に起きた鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、米空軍特殊作戦司令部は20日、事故の際に発生した機器の故障を特定したと発表。故障の原因は不明とし、分析を続けていると説明した。 【写真】オスプレイ26年生産終了へ 米報道、運用は50年代まで
NBCニュースは20日までに、米軍がギアボックスの不具合の可能性を検証していると報じた。オスプレイは左右両側にエンジンとプロペラがあり、ギアボックスが付いている。NBCによる過去の事案の検証で、ギアボックス内から金属片が見つかったケースが22年7月以降で少なくとも7件あった。 NBCは複数の米軍高官の話として、数週間以内に飛行を再開する可能性があるとも伝えた。