洗濯物がシワになるのが嫌ですが、アイロンも面倒です。毎回クリーニングに出したら、年間でどれだけの出費になりますか?
毎日の洗濯にちょっとした手間をかけるだけで、アイロンがけをしなくてもよくなり、衣類のシワが防げます。本記事では、洗濯物をクリーニングに出す場合のコストを計算し、年間の出費の概算を提示します。また、アイロンがけの手間を省く方法やシワになりにくい洗濯方法、クリーニング代節約の工夫についてもアドバイスします。
クリーニング代のランニングコストは年間どのくらい?
大切な衣類をきれいに保つためには、定期的にクリーニングに出すことが大切です。クリーニング店や宅配クリーニングなど種類によってかかってくるコストは違いますが、年間でクリーング代はいくらくらいかかるのでしょうか。 スーツ上下の相場は、950円~2000円ほどかかります。夏場のスーツは汗をかくため、月に2~3回程度、冬は1ヶ月に1回が目安になります。また、冬のコートの相場は500円~1900円ほど、1シーズンに1回のクリーニングが目安です。 毎日着替えるワイシャツは特に、1枚1枚アイロンがけすると面倒なため、きれいに仕上げてくれるクリーニングがおすすめです。相場は1枚あたり100円~500円ほどです。年間のランニングコストは、クリーニングに出す衣類の種類によって大きく変わります。 目安になりますが、ワイシャツをひと月に20枚クリーニングに出すと約1万円かかり、年間で考えると約12万円の出費となります。 その他、シーズンごとにコートやスーツなども毎回クリーニングに出すことを考えると年間15万円ほどの出費になるでしょう。
アイロンがけの手間を省く代替方法
洗濯が終わったあとのアイロンがけは、生地にできた洗濯シワを伸ばす目的がありますが、ちょっとした工夫でアイロンがけの手間を省くことが可能です。特に、綿や麻などの天然繊維を使用した衣類や、化学繊維のレーヨンやキュプラを使ったものはシワになりやすい傾向にあります。衣類のシワができるたびにアイロンをかけていては、手間に感じてしまうでしょう。 服を着たあとの手入れ方法に気を付けるだけで、アイロンがけの手間を省くことができます。具体的には以下のとおりです。 ●衣類スチーマーを使う ●霧吹きをしたあとにドライヤーで乾かす ●シワの部分にホットタオルをあてる ●浴室につるして、加湿と衣類乾燥を行う シワをきれいに伸ばすためには、衣類スチーマーや霧吹きなどで加湿してからドライヤーをかけて乾かすなど、シワ部分にスチームをあてる手入れを行います。こうすることで、アイロンがけを行う手間が省けます。