「良かれと思ってOBゾーンを教えたけど…」 実はそれって裏目? 逆に“お節介”と捉えられてしまうケースも
パターの受け渡しやカートの運転はOK
一方で、積極的に行っても問題ない行為について、村井プロは次のようなケースを挙げています。 「グリーンに先回りして同伴者にパターを渡してあげたり、乗用カートを率先して運転するといった行為はいい手助けとなるはずです。そのほかにも、一緒にボールを探してあげたり、ブラインドで見えないところで『こっちですよ』と声をかける行動も好意的に受け止められるケースが多いですね」 さらに村井プロは「進行が遅れているような状況では、互いの手助けが必要です。打ったあとのバンカーをプレーヤーの代わりにならしたりと、相手がすぐ次のプレーに移れたり、進行をスムーズにするための気遣いであれば、相手からは迷惑と受け取られないはずです」と話します。 ラウンド中のたった一つの行動の受け取り方は人それぞれ。自分では良かれと思った行動を親切と受け止める人もいれば、余計なお世話と煩わしく感じる人もいます。 初対面の人など、相手との距離感がまだ分からない場合は、様子を見ながら接することが無難です。お互いが嫌な気持ちにならないためにも、相手や周りの人に配慮した振る舞いを心がけましょう。
LUIS FIELD