<春風を待つ―センバツ・宇治山田商>甲子園へ課題確認 昨秋以来の練習試合 神村学園伊賀に逆転勝ち /三重
センバツに出場する宇治山田商は2日、同校グラウンドで神村学園伊賀と練習試合を行った。この日から対外試合解禁となり、他校との練習試合は昨年11月以来。宇治山田商が7―4で勝利したが、初戦に向けて課題を確認する機会となった。センバツは18日に開幕する。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 宇治山田商は四回まで、1点を追う展開。五回に相手の失策と押し出しの四球で逆転。阪口諒真(1年)が3点適時打を放ち、六、七回にも加点して、相手を引き離した。 中村帆高(2年)が3奪三振、植田倖大(1年)も4奪三振で好投した。主将の伊藤大惺(2年)は「失策からの失点もあった」と課題を見つけた様子。村田治樹監督は「終盤の守備がまだまだかなと思う。次の試合に生かしたい」と述べた。【原諒馬】 〔三重版〕