「世帯年収が450万円」のわが家。40代妻の「パート代」が「月5万円」なのですが、少ない方でしょうか?
世帯年収450万円で生活を送っている家庭があるかもしれません。そのような中で、妻のパート代が毎月5万円であり、この金額が平均よりも少ないかが気になる人もいるでしょう。 今回は世帯年収450万円が平均と比べて少ないかとあわせて、パート代の平均給与をご紹介します。そのほか、世帯年収を増やす方法についてもまとめました。 ▼扶養内で働いてるけど、労働時間が「週20時間」を越えてしまった!「社会保険」に加入する必要はある?
世帯年収450万円は平均と比べて少ない?
結論、世帯年収450万円は、平均と比べて少ないと考えられます。国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査結果について」によると、給与所得者数の平均年収は460万円とされています。世帯年収450万円の場合はこの金額を下回ってしまうため、平均よりも少ない可能性があるといえるでしょう。 また、妻のパート代が月5万円である場合、年収に換算すると60万円に相当します。世帯年収の450万円からこの分を差し引くと、夫の年収は390万円です。 給与所得者のうち、男性に限った平均年収は569万円です。この部分だけで比較すると、180万円ほど平均年収から下回っているともいえるでしょう。 なお、厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和6年9月分結果確報」によると、パートタイムの平均給与は10万7607円となっていました。妻のパート代が月5万円なのであれば、平均の半額以下であることも覚えておきましょう。
世帯年収を増やす方法
世帯年収を増やす方法にはさまざまなものがありますが、その中でも代表的な方法は以下の通りです。 ●今より条件のよい会社に転職する ●資産運用に取り組んでみる ●減らせる支出がないかを探す 上記の内容について、詳しく見ていきましょう。 ■今より条件のよい会社に転職する 現在の会社でなかなか給与が上がらないと悩んでいるなら、今よりも条件のよい会社に転職することを検討してみましょう。第一に見るべきなのは給与面ですが、休日や副業の可否などに注目すれば、収入の増加につながるかもしれません。 例えば休みが増えて副業がOKの会社であれば、その時間を活用して副収入を得るのに効果的でしょう。もちろん基本給やボーナスの支給額などが高くなれば、世帯年収の直接的な増加につながると考えられます。 ■資産運用に取り組んでみる 現時点で貯金に余裕がある場合は、資産運用に取り組んでみるのも選択肢となります。ただ貯金しているよりも資産をふやせる可能性があり、将来の備えとして実践している人もいるようです。 ただし、資産運用は必ずしも資産が殖えるものではありません。場合によっては減らしてしまうリスクもともなうため、金融商品の特徴を理解し、自身に合ったものを選ぶようにしましょう。 ■減らせる支出がないかを探す 世帯年収を上げるのが難しい場合は、減らせる支出がないかを探してみるとよいかもしれません。普段の生活の中で発生する支出を少なくできれば、結果として使えるお金に余裕が生まれる可能性もあるでしょう。 例えばスマートフォンを大手キャリアで契約しているなら、格安SIMに変えると節約できる可能性があります。また、光熱費や食費などがどのくらいかかっているかを把握し、無駄な部分がないかを確認するのもよいかもしれません。