酒気帯び運転で検挙の三重ホンダヒート所属3選手とチームに「けん責」処分。リーグワン規律委員会の懲罰が決定。
今年9月15日に三重ホンダヒートのFL當眞慶、SO饒平名悠斗、PR田嶋グンが酒気帯び運転の道路交通法違反により検挙された事案について、一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン規律委員会による懲罰が12月17日に決定し、チームと3選手は「けん責」処分を受けることになった。 事案は9月15日に名古屋市内で発生。前日から飲酒をした後に午前1時ごろから當眞の自家用車内で3名は仮眠を取り、ドライバーの當眞は午前6時ごろに起床した。バッテリー上がりの対応をした後、6時45分ごろに三重県鈴鹿市に戻るため運転を開始。6時50分に覆面パトカーに乗った警察官に呼び止められ、當眞の呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。同乗者である田嶋、饒平名は、警察官に呼び止められるまで眠っており、目覚めてから當眞が運転していたことを認識するに至った。 事案が発表された10月7日の時点で、當眞は年俸減額・チーム対外活動参加禁止6か月間、饒平名と田嶋は譴責・チーム対外活動参加禁止6か月間というチームからの処分を受けることが発表されていた。 リーグワンの規律委員会はチームおよび3選手に対して「けん責」処分を下し、文書による注意を行い戒める。三重Hは前田芳人GMの名義で、「本処分を厳粛に受け止めるとともに、事案発生以降速やかに着手しておりますコンプライアンス体制の強化を通じ、チームに関わる一人ひとりが再発防止に誠心誠意取り組み、皆様からの信頼回復に全力で努める所存です」というコメントを発表している。