YA-MAN「お世話になった人たちには“ありがとう”と伝えてからリングに上がろうと思っている」【FIGHT CLUB.2】
初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がプロデュースするオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に特化した格闘技イベント「FIGHT CLUB.2」(10月5日、会場非公表)の公開練習が9月30日、都内で開催された。 メインイベントで対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)と木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が練習後にそれぞれ囲み取材を行った。 この日は木村は2分間のミット打ち、YA-MANは2分間のスパーリングを披露。その後にステージ上で2人並んで行われた会見では時にジョークを交えながら虚々実々のやり取りが展開された。 その後に行われた囲み取材でYA-MANはフェイスオフの際の木村について「この前とは違う目をしていた。あのときは弱気な感じを感じた。今日はそういうところは感じ取れなかったので、当日が楽しみ。全然、怖がっているとかは感じなかった。だからいい試合ができそう」と印象を語った。
そして「今回は本当にどうなるか分からない。一発もらったらそのまま終わりかもしれない。もちろん、相手をぶっ殺すという気持ちではいるが、今までお世話になった人たちには“ありがとう”とは伝えてからリングに上がろうと思っている。その覚悟は前からあるが、今回はどうなるか分からない確率が高いので、本当にどうなるか分からない」と今回の試合の危険さを口にした。 木村のパンチについては「どうなるか分からないがパンチ力はすさまじいと思う。一発もらったら頭蓋骨とか、骨がいくだろうし」と警戒しつつも「そのパンチを受けたらどうなるかは自分でも楽しみ。そのパンチを受けて自分がひるむのか、関係なくいけるのか。それを知れるのも楽しみ。今までびびったことはない。だから本当にそういうのをもらって、自分がどういう反応をするのかが気になる」とも語った。 またプロデューサーの立場から「全員にKOを狙いに行ってほしいと思う。試合だけではなくて他のところも頑張ってほしい。リングで格闘技ではなく生きざまを見せてほしい。上手い下手は玄人しか分からない。“俺はこういう人間だ”ということをリングの上で表現してほしい。どういう人間かということをファイトで分からせてほしい。強いだけではダメなんじゃないかと思う。強いのはプロをやっていれば当たり前。やっぱ面白くないと。どうやれば見ている人が面白いと感じるかを考えてほしい。格闘家が格闘技がうまい・強いは当たり前。それプラスほかに面白いことを見せないとダメだと思う」と出場する選手たちに要望した。
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