友人のご祝儀「3万円」に、豪華すぎるご祝儀袋はNG? お店でかわいいデザインのものを見つけたのですが、“袋だけ豪華”になるのは避けるべきでしょうか?
結婚式のご祝儀を包むために祝儀袋を買いに行くと、一般的なデザインだけでなく、豪華なものからオシャレでカジュアルなものまでさまざまなデザインのものが売っています。自分はどの祝儀袋にするべきか、デザイン選びに迷うこともあるでしょう。 また、気に入ったデザインのご祝儀袋が豪華だと、「包む金額は3万円の予定だけど、金額と釣り合わないのではないか」と悩んでしまうかもしれませんね。 本記事では、祝儀袋のデザインに関するマナーとして、「包む金額」「渡す相手」に応じた選び方を解説します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
ご祝儀袋のデザインは渡す相手や金額によって使い分けることが大切
ご祝儀袋のデザインにはさまざまなものがあり、明確に「これを選ばなければならない」という基準はありません。何を選んでも失礼ではありませんが、ご祝儀袋のデザインは金額や渡す相手に応じて柔軟に変更するのがマナーとされます。 ■ご祝儀の金額に祝儀袋のデザインを合わせる ご祝儀袋のデザインは、シンプルで飾り気のないものから、豪華な装飾のついたものまでさまざまです。 ご祝儀袋を選ぶ際には、包む金額に釣り合うデザインのご祝儀袋にすることが基本です。ご祝儀袋が豪華なのにご祝儀の金額が少ないと失礼にあたるとされています。 包む金額とデザインの合わせ方が分からないときは、ご祝儀袋のパッケージを確認してみましょう。包む金額の目安が記載されていることがあり、目安に合わせたデザインのご祝儀袋にすれば失礼にあたることはありません。 ■渡す相手に合わせて祝儀袋のデザインを変更する ご祝儀袋には、色鮮やかなデザインの商品もあります。 ただ、水引の色がパステルカラーであるなど、おしゃれなものを選ぶ場合、自分と渡す相手の関係性を考えて選ぶことが大切です。 おしゃれな祝儀袋を使うと、一般的な祝儀袋よりどうしてもカジュアルな印象になります。 渡す相手が「兄弟姉妹」「友人」「会社の同僚」などであれば、気にせず好きなデザインを選択して良いでしょう。一方、渡す相手が「会社の上司」「目上にあたる人」である場合は、カジュアルな祝儀袋だと失礼にあたることもあるため、スタンダードなデザインを選ぶのが良いしょう。