【釜山国際映画祭 2024】チェ・ジョンヒョプが新人賞! アジアコンテンツアワードに大注目
10月2日~11日に開催中の第29回釜山国際映画祭から、ライター渥美志保さんがアジアコンテンツアワードを現地レポート! 【写真】『Eye Love You』でみんな夢中!チェ・ジョンヒョプの癒されスマイル集
2019年に始まった「アジアコンテンツアワード&グローバルOTTアワード2024」は、アジアの優秀&面白い配信作品を対象にしたアワード。今年は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で理想の上司=カン・ギヨンと、少女時代のティファニーの司会、審査員長は日本の西島秀俊という布陣で公開されております! まだ6回目なんですけど、もはや釜山国際映画祭の目玉イベントのひとつと言ってもいい華やかさだし、この賞を見ておけば配信ドラマの今がわかる! ということで、今年もチェックしております!
まずチェックしたい受賞作は?
さてまずは受賞作から、特に注目作品をまくっていきたいと思います! 今年の主役はなんといっても、作品賞を獲得した中国の大ヒットドラマ「繁花(ブロッサムス上海)」。1990年代の上海を舞台に人々の挫折と成長を描いた小説の映画化作品で、当時の町並みを忠実に再現しており、中国に上海ブームを巻き起こしたという作品。 勿論私は見てませんけども、ある世代の映画ファンならば「あのウォン・カーウァイ監督が撮ってる」と聞いただけで、その素晴らしさは容易に想像できます! まさに1990年代に「香港映画ってこんなにかっこいいのかよ!」と世界に知らしめた同監督は、今も韓国での人気はめちゃめちゃ根強い! 韓国映画だけじゃないけど、ゲイの二枚目が無意味にランニングシャツ着てたらそれはウォン・カーウァイ監督の『ブエノスアイレス』のパクリだし、BTSの『花様年華』だって、カーウァイ作品のタイトルからもらったものですんで! キムタクがでてる映画『2046』つう作品もある! 未見の方には、『恋する惑星』とか『欲望の翼』(これ私の一押し)で痺れるほどかっこいいその映像世界を体験していたくと、「ブロッサムス上海」の配信が楽しみになるんじゃないかと思います!