【平均貯蓄額】都道府県別ランキング、1位は東京都に。年収と関係はある?
年収の地域格差はよく話題になりますが、実は貯蓄額にも都道府県間で大きな差があることをご存知でしょうか。 ◆【ランキングを先に見る】都道府県別の貯蓄・収入ランキングTOP10 本記事では、都道府県別の平均貯蓄額や平均収入をランキング形式で紹介していきます。 「貯蓄額と年収に関係性はあるのか」についても深堀します。 物価高が進む現在の日本において、貯蓄についての関心を高めるきっかけとしてみましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【一覧】都道府県別の平均貯蓄ランキング!1位は東京都に
総務省統計局の「家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯」から、都道府県別の平均貯蓄ランキングを確認していきます。 上記調査による都道府県別の平均貯蓄ランキングで1位となったのは、2720万円で東京都となりました。 ●都道府県別の平均貯蓄ランキングTOP10 ・1位 東京都:2720万円 ・2位 大阪府:2689万円 ・3位 千葉県:2518万円 ・4位 神奈川県:2475万円 ・5位 奈良県:2432万円 ・6位 愛知県:2341万円 ・7位 埼玉県:2281万円 ・8位 滋賀県:2225万円 ・9位 三重県:2202万円 ・10位 徳島県:2079万円 全国の平均貯蓄額は1901万円で、TOP10にランクインした都道府県は平均値を大きく上回る貯蓄額となっています。 上位には、東京都(2720万円)の他に大阪府(2689万円)や愛知県(2341万円)など、都市部が多い傾向にあります。 一方で下位となったのは沖縄県(964万円)、青森県(1147万円)、秋田県(1210万円)など、地方や農村部が目立つ結果に。 ●都道府県別の平均貯蓄ワーストランキングTOP5 ・沖縄県:963万円 ・青森県:1147万円 ・秋田県:1210万円 ・宮崎県:1220万円 ・鹿児島県:1221万円 1位だった東京都(2720万円)と最下位の沖縄県(963万円)では約3倍の開きがあることから、貯蓄額において地域格差が生じていることがみてとれます。 上記の結果をみると「都市部のほうが地方よりも貯蓄がしやすい」というイメージを持つかもしれません。 次章にて、都道府県別の「平均年収ランキング」を確認していきましょう。