【平均貯蓄額】都道府県別ランキング、1位は東京都に。年収と関係はある?
【一覧】都道府県別の平均年収ランキング
総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)二人以上の世帯」によると、都道府県別の平均年収ランキングにおいて関東エリアがTOP3を独占する結果となりました。 ●都道府県別の平均年収ランキングTOP10 ・1位 東京都:816万円 ・2位 埼玉県:800万円 ・3位 神奈川県:766万円 ・4位 福岡県:732万円 ・5位 栃木県:720万円 ・6位 愛知県:706万円 ・7位 千葉県:703万円 ・7位 岡山県:703万円 ・9位 宮城県:672万円 ・9位 岐阜県:672万円 TOP3となったのは、東京都(816万円)、埼玉県(800万円)、神奈川県(766万円)であり、首都圏の経済的な優位性がみてとれます。 一方で4位になったのは、平均貯蓄ランキングでトップ10圏外であった福岡県(732万円)でした。 平均年収で最下位となったのは青森県(508万円)であり、1位の東京都(816万円)との差は約300万円です。 ●都道府県別の平均年収ワーストランキングTOP5 ・青森県:508万円 ・秋田県:525万円 ・大阪府:533万円 ・宮崎県:539万円 ・鹿児島県:543万円 ここまで都道府県別における平均貯蓄と平均年収のランキングを確認していきましたが、貯蓄額と年収が必ずしも一致しているとはいえない結果となっています。 次章にて、平均貯蓄額と平均年収の関係性についてさらに深掘りしていきましょう。
「年収が高いほど貯蓄額も多い」はウソ?本当?年収と貯蓄の関係性
総務省統計局の「家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯」を参考に、平均貯蓄額と平均年収を比較してみましょう。 ●都道府県別の平均貯蓄ランキングと年収の関係性を比較 ・1位 東京都:平均貯蓄2720万円、平均年816万円 ・2位 大阪府:平均貯蓄2689万円、平均年収630万円 ・3位 千葉県:平均貯蓄2518万円、平均年収703万円 ・4位 神奈川県:平均貯蓄2475万円、平均年収701万円 ・5位 奈良県:平均貯蓄2432万円、平均年収614万円 ・6位 愛知県:平均貯蓄2341万円、平均年収706万円 ・7位 埼玉県:平均貯蓄2281万円、平均年収800万円 ・8位 滋賀県:平均貯蓄2225万円、平均年収611万円 ・9位 三重県:平均貯蓄2202万円、平均年収658万円 ・10位 徳島県:平均貯蓄2079万円、平均年収618万円 上記の結果をみると、平均貯蓄・平均年収どちらもTOP10に入っているのは、5つの都道府県であり、高収入であることが必ずしも貯蓄の多さにつながるわけではないことがわかります。 それぞれのランキングから、都市部に住んでいるほうが収入面・貯蓄面に有利である傾向はありますが、生活コストの削減や個人の意識で貯蓄額を増やすことは可能です。 「そろそろ貯蓄をしたい」と考えている方は、まずは家計管理の見直しを行い、貯蓄計画を立てていきましょう。