ソフトバンク・和田毅、電撃引退発表 最後の「松坂世代」&「ダイエー戦士」43歳の決断
プロ野球ソフトバンクは5日、和田毅投手(43)が今季限りで現役を引退すると発表した。午後5時から会見する。和田の引退で、1980年度生まれの「松坂世代」、ダイエー戦士が、現役から姿を消すこととなる。 ◆和田毅、5週間前にはインスタで意欲をみせていたが…【写真】 和田は、山形県生まれ。小学6年までを愛知県江南市で過ごし、島根県出雲市へ転居。浜田高(島根)から早大に進んだ。早大では、エースとして君臨し、52年ぶりの春秋連覇、476奪三振などの活躍を見せ、2002年に自由獲得枠でダイエーに入団した。 ダイエーでは、1年目に14勝で新人王を獲得するとともに、日本シリーズで胴上げ投手に。5年連続2桁勝利を挙げ、球界を代表する左腕となった。12年に海外FA権を行使しメジャー挑戦。オリオールズ、カブスでプレーした。 16年にソフトバンクに復帰すると、いきなり15勝で最多勝、最高勝率をマークした。40代になっても、ホークスの顔として活躍。今季はけがに苦しみ、2勝2敗防御率3・76だった。日米通算165勝。
中日スポーツ