【動画】中秋の名月、市街地から観月する人も。白露と重なりグッと秋を体感/大阪
梅田からでも見事な月やね―。8日は「中秋の名月」。大阪府内は日中から晴れ間が広がり、夜も引き続き好天のため、同市内からでも月をみることができ、各地では観月会なども開かれている。また、同市北区梅田などでも、ビルの谷間から見える月を眺める人の姿が多くみられた。
北新地からもお月さん、即席の観月会をする料理店店主も
大阪市北区では、見上げるとビルの谷間などから、大きな月が輝いてみえている。同区の北新地でも、飲食店へ行く客らが「きょうは、よう見えとるわ」と足を止め、ゆっくりと月を眺めていた。 北新地のかっぽう料理店店主は「これは見事だね」と言いながらお客さんを外へ誘って「ほらきれいでしょ」と言いながら即席の観月会を実施。客の男性らは「これはすばらしいね。満月はあしただっけ?」「ネオンの輝きと中秋の名月、ええ感じ」などと話す。 別の男性は「きれいやから携帯電話で写真を撮ったけど、これを妻に見せたら『どこいってたの?』と聞かれるからコワイわ」などと苦笑しながら、観月を楽しんでいた。 同日は、秋も深まり、草などに露が宿って白く見えるころをさす、二十四節気の「白露」でもあった。少し強い風もふくなど、グッと秋を体感する1日となった。