「木刀持って再来店された」 “カスハラ”の厳しい実態、調査で明らかに コンビニは名札の表記変更も…
茨城県にあったラーメン店では、去年、ラーメンに100本以上のつまようじを入れられたり、コショウ一瓶分をまるごとラーメンに入れられるなど、被害が相次ぎました。その後も…。 中華そば いち 瀧江伸一社長 「鬼の電話が入るようになった。『こんな店つぶれちまえ』とか、『もう殺すぞ』とか。いろいろなことを言ってきた。(従業員が)いない時間帯に、建物に火をつけられたりとかしたら、周りにも迷惑がかかる。自分たちの身を自分たちで守るのと、お客様のことを考えなくちゃいけない」
苦渋の決断で、閉店。 新たに別の店舗を立ち上げ、今は、ほとんど被害はないと言いますが… 中華そば いち 瀧江伸一社長 「(別の客から)もっとスープを多くしろとか。うちの分量って決まってるので、『それを変えることはできません』って(言ったら)…ありえないような口コミを書くんですよね」 “カスハラ”被害は、完全にはなくならないのか? 実態を調査した労働組合は、従業員が安心・安全に働けるよう、新しい法整備などを求めています。