【MLB】 ブレグマン争奪戦の展望 ソトを取り逃がした球団のプランBに? タイガースやマリナーズらも
今オフFA市場の目玉の一人がアストロズからFAとなったアレックス・ブレグマンだ。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者はブレグマン争奪戦について取り上げている。 ブレグマン争奪戦で決して無視できないのが古巣のアストロズだ。アストロズはシーズン中からブレグマンの引き留めが最優先事項だとしてきたが、結局シーズン中に延長契約には合意できず。しかし、フェインサンド記者は「(アストロズが)引き留めるために必要なことをしても、驚くには当たらない」とし、依然再契約の可能性を捨てていない。 続いて挙げられたのがヤンキースだ。これまでの正二塁手グレイバー・トーレスがFAとなったヤンキースは、もしブレグマンを獲得できれば、現状の正三塁手のジャズ・チザムJr.を二塁に回してアップグレードを行える。ブレグマン獲得はヤンキースがフアン・ソト争奪戦に敗れ、資金が浮いた場合に限られるだろうが、ヤンキースも候補の一つだろう。そして、メッツやブルージェイズも同様にソトを取り逃がした場合の“プランB”としてブレグマン獲得に動く可能性を指摘されている。 他にはかつてアストロズで共に黄金期を築いたAJ・ヒンチ監督率いるタイガース、三塁に大きな穴を抱えるマリナーズ、そして有望株が続々デビューし再建脱出が見えてきたナショナルズらが候補に挙がった。 あるエグゼクティブの見解では、ブレグマンが二塁転向を受け入れるとコメントしたのも、ブレグマン争奪戦が加熱する要素になり得るとのこと。ブレグマンの契約は、6-7年で2億ドル程度と予想されている。