『ラグビーワールドカップ2025』の出場を決めたサクラフィフティーン、世界ランク7位のアメリカ代表とテストマッチ2連戦。女子15人制ラグビー日本代表
続いて、日本代表同様に来年のワールドカップ出場を決めており、1部相当の「WXV1」にも出場するアメリカ代表のメンバーを見ていきたい。
FWの第1列はバイスキャプテンのHOキャサリン・トレダー、22歳のPRアリビア・レザーマンと、現在オーストラリアでプレーするベテランのチャーリー・ジャコービーの3人。LOにはPRから転向したエリカ・ジャレルと、ハリー・タフオーウ。FLがレイチェル・エレキとタリア・ブロディ、NO8には20歳のフリーダ・タフーナが入った。
BKはSHオリビア・オルティーズと、バイスキャプテンのマッケンジー・ホーキンズのハーフ団。CTBにはガビー・カントーナとマタ・ヒンガノ、WTBには7人制でもプレーするサマー・ハリスジョーンズと、フィジー出身のブロウ・マタイトガ、FBはキャプテンのテス・フュリーが務める。
ベンチにはLOエマーソン・アレン、SHソフィア・パーズ、WTBサライア・イバラと出場すれば初キャップとなる選手3人が入っており、他にはHOペイジ・スタサポレス、PRキャサリン・ベンソン、マヤ・ラーナード、FLメイ・サガポールー、CTBエミリー・ヘンリッチが名を連ねた。
シオネ・フクフォカHCは「選手たちは皆、日本の暑いコンディションで、非常にテクニカルで、モチベーションの高い日本代表に立ち向かう準備ができるよう、ストレングスとコンディショニングに重点を置いてきた」と力を込めた。やはり接点、セットプレーでサクラフィフティーンに圧力をかけていきたい。
過去の対戦成績はサクラフィフティーンの0勝2敗で、1994年の第2回ワールドカップで0-121と大敗し、2年前のワールドカップでは17-30で敗戦している。サクラフィフティーンとっては、ワールドカップのリベンジがかかっている試合であり、勝利すればアメリカ戦初白星となる。
サクラフィフティーンがアメリカ代表という世界の強豪と激突するテストマッチは、8月11日(日)午後6:00にキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁