【フィギュア】渡辺倫果「過去最悪のビジュアル」の原因は「虫」だった
＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第6戦中国杯＞◇22日◇中国・重慶◇女子ショートプログラム（SP） 【写真】「過去最悪のビジュアル」渡辺倫果 千葉百音（19＝木下アカデミー）が首位発進した。 ミスを最小限に抑えて70・86点をマーク。自分の殻を破る「弾ける」をテーマとした演目で、成長を示した。70・48点で3位の住吉りをん（オリエンタルバイオ／明大）も含め、5位の渡辺倫果（三和建装／法大）まで1・78点という大接戦。5人全員にシリーズの上位6人が進むファイナル（12月、フランス）が懸かるフリーは今日23日に行われる。男子SPは2位以上でファイナル行きが決まる佐藤駿（エームサービス／明大）が98・75点で首位発進した。 渡辺の敵は虫？ SPは全3本のジャンプを降りて69・08点の5位。「崩れてしまうところでも着氷できた」と前を向いたが、前夜は虫に左目付近を刺されるハプニングがあったという。「過去最悪のビジュアル」と嘆く中で首位と1・78点差。ファイナル進出は優勝で確定、2位の場合は他選手との比較となる。大技トリプルアクセルを投入予定のフリーへ「虫に刺されないように…。最大限の演技をしたい」と期した。
