卯三郎こけし 来年の干支「巳」のこけし作り急ピッチ 群馬・榛東村
榛東村にある「卯三郎こけし」では、来年の干支「へび」のこけしづくりが急ピッチで進められています。 榛東村の「卯三郎こけし」では、毎年正月の縁起物として人気高い干支の創作こけしが作られています。 干支こけしの制作はことしで15年目で、工房では来年の干支「へび」の制作に追われています。 人気を集めているのは「ゆらころ」という球体のこけしで、へびが頭をあげたときの様子を可愛らしく表現しています。 「来年は多くの人に金運が訪れるように」との願いを込め、今年は金色のこけしも初めて登場しました。 28日も職人たちが二色のこけしをひとつひとつ丁寧に絵付けしていました。 「へび」のこけし作りはことし8月からはじまり、すでに約6500個が出荷されています。 干支のこけしづくりは来年2月ごろまで続くということです。