【イラスト】24年ドラフト指名順

　「プロ野球ドラフト会議　supported　by　リポビタンD」が24日、都内で開催される。 　事前に1位指名を公表したのは広島のみで、即戦力ショートの明大・宗山塁内野手（4年＝広陵）を指名する。「獲得した球団は10年間ショートが安泰になる」ともいわれる宗山にはソフトバンク、ロッテ、日本ハム、西武の1位指名も予想される。 　宗山人気を上回る可能性があるのが即戦力左腕、関大・金丸夢斗投手（4年＝神港橘）だ。1位指名を公言している球団こそないものの巨人、DeNA、阪神、ヤクルト、中日、オリックスの1位入札が予想されている。 　両雄以外では23日に東都大学リーグ優勝を決めた青学大・西川史礁外野手（4年＝龍谷大平安）を楽天が高く評価しており、1位指名の可能性もありそう。駆け引きは会議直前まで行われ、23日時点では複数の選択肢を用意している球団もある。直前の再考も十分にありそうだ。 　抽選で敗れる球団が全体の半数を超える可能性は十分あり、再入札の人気がどこに集まるかも注目される。投手では愛知工大・中村優斗投手（4年＝諫早農）や福岡大大濠・柴田獅子投手、野手では大商大・渡部聖弥外野手（4年＝広陵）や花咲徳栄（埼玉）の石塚裕惺内野手（3年）らの存在が注目される。