“生徒に性的暴行”元中学校長初公判 起訴内容を一部否認
日テレNEWS NNN
当時勤務していた中学校で教え子の女子生徒に対し性的暴行を加えケガをさせた罪などに問われている都内の中学の校長だった男の初公判が開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。 東京・練馬区立の中学校の元校長・北村比左嘉被告は、去年、中学校の校長室で、教え子だった女子生徒2人のわいせつな動画や画像を所持したほか、別の中学校に勤務していた2010年に教員としての立場を利用し教え子の女子生徒に性的暴行を加え、ケガをさせた罪に問われています。 20日、東京地裁で初公判が開かれ、北村被告はわいせつ動画などの所持について「相違ありません」と起訴内容を認めました。一方、性的暴行については、「弁護人から認否を申し上げたい」と述べ、弁護人は「女子生徒が抵抗できない状態だったのか、ケガをしたのか、などについて疑問があります」として起訴内容を否認しました。 検察側は冒頭陳述で、「北村被告は女子生徒をマッサージ名目で体を触るようになった」「女子生徒が泣いて、うめき声をあげても犯行を継続した」と指摘しました。