【事件詳報】火をつけたとみられる久保裕之容疑者死亡 意識戻らぬまま 札幌ガールズバー放火
2024年11月26日、札幌市の繁華街すすきののガールズバー放火事件で、火をつけたとみられる男が死亡したことが分かりました。 【画像】火をつけたとみられる久保裕之容疑者死亡 意識戻らぬまま 札幌ガールズバー放火
死亡したのは、札幌市東区の職業不詳・久保裕之容疑者(41)です。 11月26日午後3時ごろ、札幌市中央区南5条西3丁目のビルの2階にあるガールズバーで起きた放火事件では、男女5人がやけどを負って病院に搬送され、火をつけたとみられる久保容疑者は意識不明の重体となっていました。
警察によりますと、久保容疑者はきのう(12月19日)午後9時に搬送先の病院で死亡が確認されたということです。 意識は一度も戻らないまま死亡した、ということです。 警察は、建造物等放火容疑などで引き続き捜査していて、容疑が固まり次第、被疑者死亡で久保容疑者を書類送検する方針です。
店には女性従業員3人、男性客2人がいました。 そこに、久保容疑者が訪れ、無言のままカウンターの中にー。 この時、ガソリンが入ったバケツを持っていたということです。 (当時、客として店にいた男性)「ライターを高々と上げて、つけたまますっと手を下におろしていって―ドカン」 現場周辺から押収された久保容疑者の車からは、事件直前にガソリンを購入したレシートと携行缶が見つかりました。 さらに、久保容疑者のSNSのアカウントには事件のおよそ10分前に、「楽しいことするよ」という投稿が…。
背景には、女性との交際を巡るトラブルがあったとみられています。 警察によると久保容疑者と、けがをした20代の女性従業員は以前、交際関係にあったとみられています。 女性は11月7日夜、すすきの交番を訪れ、警察に「別れ話でもめた。彼氏が暴れた」などと相談していました。 当時、2人は同居していたといいます。 その翌日、警察は久保容疑者に口頭で注意し、その際「反省しています」などと話していたということです。 その後、2人は同居を解消し女性は別の場所に避難。 そのさなか久保容疑者は、11月8日と11日にはSNS上で自殺をほのめかす投稿をしていて、警察が電話で注意した際には「死ぬつもりはありません」と話していたということです。 そして11月26日、久保容疑者は被害女性がいるガールズバーを訪れ、何らかの理由で火をつけたとみられています。