140トンの橋桁吊り上げ 国内最大級クレーン、札幌の新幹線工事で稼働
道内クレーン業大手DENZAI(室蘭、デンザイ)が保有する国内最大級の超大型クレーンが、JR札幌駅東側で行われている北海道新幹線札幌延伸工事で稼働し、市民や「重機ファン」の注目を浴びている。新幹線用にホームを広げるため、橋脚に10本の橋桁を追加設置する工事で、作業は大詰めを迎えている。 【動画】超大型クレーン稼働中 北海道新幹線の延伸工事
今月上旬の午後11時半過ぎ、創成川通沿いで高さ約60メートルのクレーンが作業していた。最大つり上げ能力はジャンボジェット3機分に当たる1350トン。長さ約40メートル、重さ約140トンの橋桁をゆっくり持ち上げ、約50メートル離れた橋脚に移動し、15分かけてはめ込んだ。市民らは足を止め、スマートフォンで撮影するなどしていた。