57歳で解雇されて予定外にFIREしたが、結果には満足している。投資のおかげで生活には困らなかった(海外)
人生を形づくるのは自分自身
振り返ってみると、もっと早くから今のような生活を始めておけばよかったと思う部分もあるが、それでも私は幸運だったと言える。引退を考えるのが少し遅くなったとはいえども、結果には満足している。 毎朝起きるたびに、ベッド脇にあるブラインドを上げる。朝の光を浴びるためだけでなく、自分の居場所を確認するためでもある。居場所は常に変わるのだから。私たちは、キャンプ場からキャンプ場へと移動を続け、新しい場所をさまよい、それぞれの土地の料理を楽しみ、博物館や展示会を訪れ、国定史跡を見物し、公園を散策し、ハバス湖の熱気球フェスティバルなどといった特別なイベントを楽しんでいる。孫娘へのプレゼントや本を買い、郵送もしている。 どこにいようと、何をしていようとも、毎週1回はハイライトが訪れる。孫娘とのビデオ電話だ。孫娘は私たちに会うのをいつも楽しみにしていて、何かを見せたり、その週に起こった出来事の話をしたりしてくれる。 退職したあとも人生は続くのである。しかも、とてもすばらしい人生が。
Chris Mott