怪談とキャンプ飯の異色コラボ「ヒロシの心霊キャンプ」案内役・ヒロシに直撃!
BS日テレ・BS日テレ4Kで10月10日から、キャンプブームの火付け役となったヒロシが案内役を務める、キャンプ飯とホラーが融合する異例のコラボドラマ「ヒロシの心霊キャンプ」(木曜午後10:00)がスタート。どこかの山奥にあるキャンプ場でくつろぐ、「ヒロシ」と呼ばれる男の下には、なぜか人が集まり、山にまつわる実際にあった恐怖体験を回想する「心霊キャンプ」なる催しが行われていた。ヒロシがキャンプ場で絶品飯を楽しみつつ、実話を基にしたホラーの世界へと案内する。
――キャンプ飯と怪談を組み合わせた異色のドラマ企画を聞いた時の率直な感想を教えてください。 「ほかの番組になりますが、稲垣吾郎さんの『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系)をパッと思い付いて、よく見ているので、やった、やりたいと思いました。確かにキャンプって幽霊など出そうじゃないですか。元々、ホラーものが好きですし、面白そうな企画だなとも思って。僕は怪談のドラマ部分には出ていないので、どう融合するのか楽しみですね」 ――ヒロシさんは怪談以外のドラマ部分に出演されていますが、監督から演技の要望はあったのでしょうか? 「役を演じるというより、ほぼヒロシです。キャンプ場にいろんな怖い話をする人が訪れてきて…というストーリーなので、その役の役者さんたちに引っ張られている感はあります。僕は普通のヒロシのつもりですが、いつもと違うヒロシになっているかもしれないですね」 ――いつものヒロシさんとの違いで、ご自身で自覚されている部分は? 「まず、テントとかキャンプ道具、着ている服が僕のではないです。そういう意味でもいつものヒロシとは違いますし、何より、知らない人が来たら帰りますもんね」 ――ちなみにヒロシさんにとって演技のお仕事とは、どんな位置づけですか? 「若い人以外はご存知だと思いますが、『ヒロシです』というネタですごく売れたじゃないですか。それで落ち目になった時に当時の事務所は、たぶんですが、舞台の仕事を入れておけば間が持つと思ったんだと思います。1か月くらい稽古して、さらに1か月くらい公演するので。僕もネタをあまりやりたくない、テレビは無理だなって思っていたから、役者の道もいいなとか。あわよくば役者で売れたらいいなとか思っていたんですけど…。僕にとってお芝居は、落ち目の時を思い出します。お芝居にはあまりいい思い出はないけど、(『ヒロシの心霊キャンプ』では)僕自身はお芝居しているつもりはあまりないですね。ほぼヒロシだし、アドリブでやる部分も多くて」