関東11月初めにかけて曇りや雨 30日は大雨も 来週末は台風21号が本州に接近か
関東は11月のはじめにかけて、曇りや雨の日が続くでしょう。特に30日(水)頃は、前線の活動が活発になるため雨脚が強まりそうです。また、11月のスタートは台風21号が本州に接近、大荒れの天気になるおそれがあります。
26日(土)27日(日) ともに夜は一部でにわか雨
明日26日(土)は、日本の南に前線が停滞する見込みです。関東は一時的に日が差す所はあるものの、雲が広がりやすいでしょう。沿岸部ほど厚い雲に覆われて、夜は一部で雨が降りそうです。 明後日27日(日)は、次第に前線が不明瞭になるでしょう。関東は明け方まで雨の降る所がありますが、その後は昼頃まで広く晴れ間が出そうです。午後は再び雲が増えて、夜はさいたまや前橋など内陸を中心に雨雲がかかるでしょう。 土日ともに、お帰りの時間が遅くなる方は、折り畳みの傘があると良さそうです。 最高気温は広く23℃前後で、この時期としては高いでしょう。朝晩も15℃から18℃くらいで、それほど強い冷え込みにはなりません。
30日(水)頃 雨脚が強まる可能性も
来週28日(月)以降も本州の南に前線が停滞する見込みです。 関東は曇りや雨のスッキリしない天気が続くでしょう。台風21号が来週中頃に沖縄付近に接近し、台風周辺の暖かく湿った空気が、前線の活動を活発にする可能性があります。関東も断続的に雨で、特に30日(水)頃は沿岸部を中心に雨脚が強まるでしょう。今後の気象情報にご注意ください。
11月1日(金)~2日(土) 台風21号が本州に接近か
31日(木)は日が差しますが、一時的です。台風21号は沖縄の南で進路を東寄りに変えて、11月1日(金)から2日(土)頃に本州にかなり接近し、西日本を直撃することも考えられます。現時点ではまだ進路は不明確ですが、関東にも影響が出るおそれがあります。台風の進路次第では、大荒れの天気になりますので、今後の台風の動向にも十分注意してください。
日本気象協会 本社 柴本 愛沙