観客半減「絶望的でない」 パリ五輪開会式、30万人に
【パリ共同】7月26日にセーヌ川で行われるパリ五輪開会式の観客数を警備上の観点から約30万人に縮小したダルマナン内相の方針について、大会組織委員会のエスタンゲ会長は1月31日、「目標は観客に最高の機会を提供すること」と述べた。当初は60万人を見込んでいたが、半減は「絶望的でない」との見解を示した。 エスタンゲ会長は今後の見通しについて「さらに減るかどうかは見届けたい」と説明した。政府は昨年10月に観客数を60万人から40万人に縮減。今回はセーヌ川沿いの10万人は維持する構えだが、無料となる通り沿いを30万人から20万人程度に減らす見込み。