阪神・才木浩人、26歳バースデーに激白 2025年3月28日広島戦開幕投手に名乗り
エースは俺だ!! 阪神・才木浩人投手(26)が7日、来年3月28日の広島戦(マツダ)での開幕投手に名乗りを上げた。エース格として結果を残した今季の成績を引っさげ、藤川新体制での大役に意欲満々だ。13日に初戦を迎える国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に向けてバンテリンドームで調整を行った右腕は、同日が誕生日。26歳の誓いとして、大会連覇を目指す日本代表では世界一に貢献する覚悟も示した。 【写真】一緒にラーメンを食べる阪神・才木浩人と大竹耕太郎 ともに日の丸を背負う仲間に囲まれて齢を一つ重ねた。清宮(日本ハム)の美声でのバースデーソングに笑顔満開。26歳となった才木は目先の戦い、そして「3・28」をにらみ、誓いを立てた。 「(開幕戦は)投げさせてもらったら、という感じですけど。いや、でも投げたいです。開幕を任されるのはそういう立場の選手だと思うので、そういう立場になりたい。任されたらしっかりと投げたいな、という気持ちはあります」 6日に来季のセ・リーグ公式戦日程が発表され、藤川虎の船出の舞台は3月28日、マツダスタジアムでの広島戦に決まった。敵地のマウンドには独特の雰囲気が漂うはずだ。だが、才木の胸の中にはその場所に立つ意欲が湧きあがっている。今季は25試合に登板して自己最多の13勝(3敗)を挙げ、防御率1・83。4月中旬から6月中旬にかけては破竹の8連勝と先発ローテーションの中心を担い、一気にエース格へとのし上がった。今季の広島戦は2試合登板で勝ち負けつかずだったが、通算では6勝1敗。実績でも、相性でも、来季の大役を担うには申し分ない。 岡田阪神で2年続けて開幕投手を務めた青柳は先日、ポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦を表明した。先輩右腕からは調整法に関することなどでアドバイスをもらった。年を重ね、これからは青柳と同じように教えられることはしっかりと伝えていきたい、という思いも持っている。 チーム内で同学年のメンツは充実しており「村上とか、打者で言ったら佐藤輝明とか、そういうメンバーが中心となっていったら強くなる。チームの中心として強くなっていけるように頑張りたい」。チームの柱として戦うこと、エースの座を担うことへの自覚は十分だ。