筑波大出身の横地聖真 [写真]＝兼子愼一郎

　広島ドラゴンフライズは6月4日、横地聖真と選手契約を締結したことを発表した。「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア（BCLアジア）」に向けた契約で、期間は1日から30日までだという。 　横地は福岡大学附属大濠高校、筑波大学と、名門校出身の22歳。3月に練習生として広島に加入し、活動を続けていた。選手契約締結にあたり「このような機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝いたします。不安もありますが、精一杯頑張るので応援よろしくお願いします！」とコメントした。 　また、岡崎修司ゼネラルマネージャーは横地との契約について、次のように説明した。 「この度、BCLに出場するにあたり、横地聖真選手と1ヶ月間の契約を締結することとなりました。6月に開催されるBCLに向けての選手契約ということで、リーグともしっかりと協議をしたうえで、特別なケースとなりました。横地選手はシーズン途中より広島でワークアウトを続けて、コンディションを調整しておりました。しっかりとチーム練習には参加できていないため、連携の面で不完全な部分もありますが、192cmのサイズと能力の高さを活かして、チームに貢献してくれると考えております。BCLの舞台で活躍する横地選手にご期待をいただければと思います」 　なお、大会は9日から15日にかけてアラブ首長国連邦のドバイで開催。アジアナンバーワンの座を目指して争い、優勝クラブには9月に開催される「FIBAインターナショナルカップ」の出場権が与えられる。