大谷翔平選手がMLB史上初の指名打者でMVPを受賞 今季は史上初の「50-50」を達成
■衝撃が走った通訳・水原一平氏の解雇
メジャーリーグ開幕戦ソウルシリーズの第1戦が終了して、ほどなくした3月22日、ドジャースが通訳・水原一平氏を解雇したと発表。 その後、水原氏は大谷選手の銀行口座から約25億円をだまし取った罪で起訴され、罪を認めている。
■ドジャースでの初ホームラン「安心した」
4月4日(日本時間)、本拠地でのジャイアンツ戦に2番・指名打者で先発出場した大谷選手は、1点リードで迎えた7回の第4打席。 カウント3ボール1ストライクからの5球目、アウトコース高めの球を右中間スタンドへソロアーチを叩き込んだ。 開幕から9試合目、41打席目で今シーズン初ホームランとなった。 試合後のインタビューでは、待望の一発に安堵したようであった。 大谷翔平選手 「まず1本出た、安心しているというのが率直なところ」
■日本人メジャーリーガーの本塁打記録を塗り替える176号 松井越え「率直にうれしい」
4月22日(日本時間)、本拠地でのメッツ戦に2番・DHでスタメン出場した大谷選手は、3回の第2打席で、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏と並んでいた日本人メジャーリーガーのホームラン記録を塗り替える176号を放った。 大谷翔平選手 「(松井氏の記録を抜いたことは)素直に嬉しいです。ちょっと前回のホームランから(試合数が)かかってはいるのではやく打ちたいなとは思いつつ、今日打てたので安心と喜びがあるかなと思います」
■オールスター 4年連続4度目のスタメン HRは「特別な瞬間」
7月17日(日本時間)にテキサス州でオールスターが開催され、大谷選手は2番・DHでスタメン出場した。 4年連続4度目のスタメン出場となった。 チャンスで迎えた3回の第2打席に、オールスターでは自身初となる3ランホームランを放った。 大谷選手は3打席で途中交代し、2打数1安打3打点を記録、試合は5対3でア・リーグが勝利した。 日本選手ではオールスターでのホームランは2007年イチロー氏のランニングホームラン以来、17年ぶり、2人目の快挙です。 大谷翔平選手 「(オールスターゲームでホームランを)打てたことが、自分にとっては特別な瞬間だと思う」