トヨタ車体、「ダカールラリー2025」参戦体制発表 12連覇に挑む
トヨタ車体は23日、「ダカールラリー2025」の参戦体制を発表した。「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」として参戦し、市販車部門で12連覇に挑む。 参戦発表会を愛知県豊田市のさなげアドベンチャーフィールドで開いた。同ラリーは1月3日~17日に開催され、同社が開発・生産する「ランドクルーザー300GRスポーツ」2台で参戦する。ランドクルーザー300系で参戦するのは3年目。厳しさを増す路面環境に対応するため、サスペンションなどを改良し、走破性を向上させたという。 前回大会に続き、社員ドライバーの三浦昂選手とTLC契約ドライバーのロナルド・バソ選手がハンドルを握る。メカニックとして、福岡トヨタ(金子直幹社長、福岡市中央区)の谷上文彦さん、尊田哲哉さんも参加する。 同社は1995年から30年間連続でダカールラリー市販車部門に参戦し、14年からは11連覇を続けている。松尾勝博社長は「私たちの使命は、ランクルを鍛え続けることで、ダカールラリーはそのフィールドそのものだ。2台での完全走破と前人未到の12連覇を成し遂げてくれることを期待する」と述べた。