サッカー=リバプール、レアルに15年ぶり白星 CL開幕から5連勝
[リバプール(英国) 27日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は27日、各地で1次リーグの試合を行い、遠藤航の所属するリバプール(イングランド)はホームでレアル・マドリード(スペイン)に2─0で勝利した。 ダルウィン・ヌニェスが決定機を3度迎えるなど前半から主導権を握ったリバプールは後半7分、アレクシス・マック・アリスターがワンツーから先制点をマーク。レアルは同16分にPKを獲得して同点のチャンスを得たが、キリアン・エムバペが決められなかった。 リバプールも後半25分にモハメド・サラーがPKを失敗したものの、同31分にコーディ・ガクポがショートコーナーからヘディングシュートを決めた。なお、遠藤はベンチ入りしたものの出番はなかった。 リバプールがレアルに勝利するのは2009年以来15年ぶり。今大会は開幕から5連勝で首位に立っており、国内リーグでは2位に8ポイント差でトップと、名将ユルゲン・クロップ前監督の後を継いだアルネ・スロット監督の下で好成績を残している。 黒星を喫したレアルのカルロ・アンチェロッティ監督は「正直に言うと、これは妥当な結果だと思う。リバプールは勝利に値した。彼らは今、波に乗っている」と相手をたたえた。 ユベントス(イタリア)はアストンビラ(イングランド)と0─0のドロー。シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)はジローナ(スペイン)を1─0で下し、リール(フランス)はボローニャ(イタリア)に2─1で競り勝った。PSVアイントホーフェン(オランダ)はシャフタル・ドネツク(ウクライナ)に3─2で勝った。