【有馬記念】武豊騎手「最後は勝って終わりたい」 ドウデュースの引退レースへ会見で意気込み
有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の最終追い切りが18日、東西トレセンで行われた。 【写真】調教から引き揚げるドウデュースを見守る藤浪晋太郎と武豊騎手 引退レースとなるドウデュース(牡5、友道)で史上5頭目の連覇と、自身5度目の有馬記念制覇を狙う武豊騎手(55)が公式会見で意気込みを語った。 「(追い切りを終えた)担当の前川さんから『完璧です』と言われました。いよいよだなという気持ち。いい緊張感があります。僕自身も長く主戦を務めさせてもらって、3年半近く自分の中心にいる存在。それだけにきっちり最後は勝って終わりたいです」と話した。 ドウデュースはこの日、ポリトラックコースで併せ馬を消化。2歳未勝利のバズアップビートと併せて併入。追い切りを終えて馬場から出たところを、武豊騎手が出迎えていた。 今秋は天皇賞・秋、ジャパンCを連勝中。有馬記念では、00年テイエムオペラオー、04年ゼンノロブロイ以来となる史上3頭目の「秋古馬3冠」が懸かる。