素晴らしいコンディションの中開催されたThe Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH
ウィメンズQS3000は都築虹帆が2連勝
Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo ウィメンズQS3000の決勝は都築虹帆と脇田紗良のマッチアップ。 波数が少なく、試合時間は30分の中でポテンシャルの波を見つけるのは精神的な強さも必要となるコンディション。 脇田紗良がリズム良く波に乗り1本目、2本目で3ポイント代をまとめる。 プライオリティーを持ったことにより序盤は良い波を待つ状況となった都築虹帆が2本目に5ポイント、4本目には6.65ポイントをスコアしトータルスコアを11.65ポイントとしリードする。 脇田紗良は逆転に必要なスコアが7.9ポイントとなり、そのスコアが出せる波を待つもタイムアップ。 惜しくも2位となった脇田紗良は今回メンタルコーチと帯同しており、インタビュー中も「とにかく楽しむ」と今大会を通して常に楽しみながら試合を進めていたのが印象的だった。 そして2戦共に波のサイズがある中でも、異なったブレイクをするコンディション、そして自分の試合中の波の状況に常に合わせていく安定感を見せた都築虹帆がIBK宮崎プロに続き2連勝となった。
メンズQS3000は田中大貴がQS初優勝
Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo メンズQS3000の決勝は田中大貴と足立海世の戦いに。 1本目に6.25ポイントをスコアし2本目にも4ポイントをスコアする。 足立海世はプロジュニアも出場していたこともあり、試合を重ねるごとに会場のお倉ヶ浜の波の状況に合ってきていた選手の1人。会場となる海を大きく使い、ポジショニングを移動しながら決勝戦を進めていく。 中盤に4.9ポイント、5ポイントとスコアを伸ばしていくもここでタイムアップ。田中大貴が子供の頃、よく練習で訪れた思い出の地で嬉しいQS初優勝を飾った。
ここからのQSの舞台は海外へ
Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo QSシリーズは、Whitebuffalo OMAEZAKI PROから始まり、The Open Surfing Miyazaki Series IBK宮崎プロ、IBK日向プロと3週連続で開催された怒涛の9月。 ハードスケジュールではあるが、日本でQS3000のグレードの大会が開催されることの有り難さを選手も語っていた。 ここからQSは海外へと場所を移し、10月26日から11月4日までフィリピン シャルガオで行われるQS5000 siargao International Surfing Cup、11月9日から11月16日まで台湾で開催予定QS5000Taiwan Open of surfing、12月10日から12月17日まで中国海南島で開催予定のQS5000International Hainan Surfing Openと続く。 来シーズンのCSへの切符の道のりはまだ長いが、各選手が少しでも納得いく結果で残りのシーズンも進んでいってほしい。
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