「“夜の街”控えて」小池都知事が緊急会見(全文3完)東京都にとってラッキー
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、東京都の小池百合子都知事は30日夜、都庁で緊急記者会見を行った。 【動画】小池知事が緊急会見「“夜の街”控えて」感染疑い事例が多発 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池知事が緊急会見「“夜の街”控えて」感染疑い事例が多発(2020年3月30日)」に対応しております。 ◇ ◇
新型コロナ外来拡充の目標は?
BS-TBS:BS-TBSの【クボ 00:37:06】と申します。新型コロナ外来についてお伺いしたいんですけども、23日の知事の会見で、現在77カ所設置しており、拡充を図るということでしたが、具体的に何カ所増やすなどの目標はありますでしょうか。また、東京都として今後、補助金や助成金などを確保して、新型コロナ外来以外の医療機関に発熱外来などの設置を後押しする考えなどありますでしょうか。 内藤:じゃあ、私のほうからお答え差し上げます。現時点で77カ所は変わっておりません。ただ、この77カ所が東京都の医療圏っていう、二次医療圏というのがあるんですが、そこにだいたい満遍なく、こういった、配置されてます。今考えているのは、その中で新型コロナ外来の拠点となる病院をつくっていこう。そこにおいては、例えば外来24時間体制にするとか、外来の系列を増やしていく、そういった形でまず機能をアップしていく。 それと、先ほど2点目の、補助金等々ありましたが、例えば今、新型コロナ外来をまだ実施していない病院さんに対しても、一定の整備をすることによって対応できるということであれば、それに対する財政的な支援等も当然考えていきたいと、このように考えております。 司会:誠に申し訳ございません、時間の関係で、あと1人にさせていただきたいと思います。じゃあどうぞ。
軽症とは具体的にどのレベルの症状なのか
Business Insider Japan:Business Insider Japanの三ツ村と申します。大曲先生と西浦先生に1つずつご質問させていただきたいと思います。まず大曲先生、最終的に病床を増やしていった際に、もしそこで足りなくなれば、軽症者から順次、ホテルだとかそういった宿泊施設であったり、ご自宅で隔離していただくようにするということかと思うんですけども、そういった場合の、いわゆる、そもそも入院していたような軽症、中等症の方というのは、具体的に症状としてはどの程度のレベルのものを想定していれば良いのでしょうか。まず先に、こちらをお願いいたします。 大曲:ありがとうございます。これは結構難しい話なんですね。それで、本当にわれわれの基準の決め方で数が全然違ってきますので、これはあくまで私個人の意見ということで聞いていただいてもいいでしょうか。 まず症状でいえば、例えば、多くの方は微熱が出ます。微熱が出る程度であるということと、あとはやはりこれは呼吸器、肺や喉の感染症なので、喉が痛かったり、ちょっとせきが出たりというところはあります。症状がその程度にとどまっていて、なおかつ呼吸が苦しくない、あるいは呼吸の状態というのは、今、指で酸素の量を測れる機械もありますので、そういったものでまったく異常がないというような方の場合は軽症と、あるいは中等症といっても良いのかもしれませんけども、判断できると思います。そういう方々がまずは宿泊所とか、あるいはおうちで見ていただく対象なのかなと、個人的には思っています。 あとは、もうちょっと慎重にという意味では、そういう方々が、例えば高齢の方であったりすると、状態が悪くなったりする可能性はやはり多少高めだというのが現実だと思いますので、そういう方々の場合は慎重に判断をするといったことは、自分だったら考えると思います。 Business Insider Japan:同じ症状でも年齢だとかリスクの高さ、低さによって反応を変えるべきだという理解でよろしいでしょうか。 大曲:ええ。私個人はそういう考えは持っています。