〈加護亜依〉デビュー時からずっと比べられてる辻希美とのこと「のんは戦友だけどライバルじゃない」「『I WISH』はカラオケでも自分のライブでも歌えないんです」今でも仲はいいの?辻をうらやましく思うことは?いろいろ聞いてみた
芸能生活24年目を迎えた加護亜依。度重なるスキャンダルに見舞われながらも必死に走り続けてきた。そんな彼女が振り返るのは、輝かしかった「モーニング娘。」時代だ。当時、わずか12歳でグループに加入した加護は、一瞬にしてスターの座を掴み取った。その後、波乱万丈な芸能生活を送る中で、彼女は何を感じ、どのように成長してきたのだろうか。常に比較されてきて辻希美に対する思いも率直に語った。 手伝っている義妹の店のカウンターで取材に応じる加護と、ネットで話題になった赤ブルマ写真、厳選インタビューカット15枚も…
「戦友だと思っています。何かで繋がっている感じがすごくあります」
ーー加護さんが「モーニング娘。のメンバーだった当時は、平成のアイドルグループブームを牽引し、一世を風靡していました。ご自身で当時を振り返ってみて、どう思いますか? 加護亜依(以下、同) 本当に私はあそこにいたんだという不思議な気持ちであると同時に、私の人生そのものだったし、モーニング娘。に入ったのが12歳だったので、青春そのものでしたね。 ーー当時、怖かったメンバーはいますか。 中澤さんでしょうか。中澤さんはバナナが嫌いすぎて、私がバナナ味のチョコを食べていると『めっちゃ臭いな』って本気で言われたこともあります。 でも当時は、マネージャーさんが1番怖くて、怒られてばっかりだったんです。当時は「怪獣」といわれていたくらい、自分が幼かったんでしょうね。 ーー当時、相方的存在だった辻希美さんとは本当に仲がよかったのでしょうか。現在も連絡を取り合っていますか。 めちゃくちゃ仲いいです。今はそんなに連絡は取り合わないですが、戦友だと思っています。不思議なことに、何かで繋がっている感じがすごくあります。 私と、のん(辻希美さん)は、一緒にやってきた双子みたいというか、当時も“双子じゃないのに双子みたい”がテーマだったんですが、そういうことが度々ありました。 自分が体調悪いと、のんも体調悪かったり、同じ日に同じ献立のご飯を作っていたこともしょっちゅうあります。のんのブログを見てみたら、例えば、唐揚げが同じ日だったとか、オムライスが同じだったとか、やっぱり何かあるんだろうなって思っています。 今思えばモーニング娘に加入する際の第3オーディションのときもそうでした。東京に来て、スタジオの扉を開けたら自分と同じ顔の、のん(辻さん)が私と同じチェック柄のコートを着ていたんですよ。 その後、ロケバスに乗った時に隣同士になって「名前は何?」っていう会話になって、年齢も身長も同じだったことで運命を感じました。よく当時のメンバーのインタビューで私やのんが「怪獣」といわれていましたが、本当に「怪獣」だったのは、今でもいろいろやらかす私のほうでした。 ーー辻さんは順風満帆なイメージで、加護さんと比べられることが多いと思います。おふたりは真逆だとも言われがちですが、どう思いますか。 私ものんも何も思っていないですよ。元々、モーニング娘。にいたときから私たちは真逆なんですよ。それはお互いも知っているし、周りも知っているので。