梅田にセルフ個室の和牛焼き肉店 コース3種、ワンオペで営業
焼き肉店「和牛焼肉 日高商店」(大阪市北区堂山町)が11月11日、阪急東通商店街にオープンした。運営はTaya Food Service(同)。(梅田経済新聞) 【写真】米は土鍋で炊き上げ提供する 常駐スタッフ1人の「ワンオペ」で営業することで人件費を削減し、和牛の焼き肉を原価率約70パーセントで提供する同店。店舗面積は約20坪。全席個室で席数はテーブル=34席。同社エリアマネジャーの八木竜馬さんは「食材の物価が高騰する中、おいしい牛肉をリーズナブルに食べてもらいたい。同じ広さの店舗だとスタッフは4、5人必要だが、1人で営業できるように利用方法を工夫した」と話す。 個室内には、予約内容の肉や野菜などを入れた冷蔵庫をはじめ、10種類以上の調味料や交換用の網、食器、スタッフにつながる通話子機などを備え、客には極力セルフサービスで対応してもらう。ドリンクやケーキ、スナック菓子など肉以外の食材の持ち込みが可能。ビジネスパーソンの会食や子連れなどに利用されているという。 メニューは、コース3種類を用意。ラインアップは、霜降り、焼きしゃぶロース、和牛タン、ホルモン、野菜盛り、キムチ、デザートなど10品を提供する「黒毛和牛タン付きコース」(5,500円)、薄切りタン、ネギ塩タン、厚切りタン、タンカルビなど10品を提供する「和牛タンの食べ比べ タン尽くしコース」(7,000円)、黒毛和牛タン付きコースの内容に加え「裂けるヘレステーキ」(1人前約75グラム)を提供する「黒毛和牛タンとヘレ付き 堪能コース」(7,500円)。全てのコースに土鍋で炊き上げ提供する京都の八代目儀兵衛極ブレンド米「翁霞(おきなかすみ)」とブランド卵「蘭王」を付ける。 八木さんは「特殊な営業形態ではあるが一度来店してもらい、コスパの良さを実感してもらえれば」と話す。 営業時間は11時~22時。3時間制。要予約。
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