【箱根駅伝】エントリー上位10人のハーフマラソン平均タイムは? 10000mで最下位の駒澤大学が一転トップに
1時間3分1桁台に8校が乱立
平均が1時間03分1桁台のチーム 中央大学 1時間03分03秒 東洋大学 1時間03分04秒 東京国際大学 1時間03秒05秒 ※留学生はリチャード・エティーリのみ 法政大学 1時間03分06秒 早稲田大学 1時間03分08秒 帝京大学 1時間03分08秒 城西大学 1時間03分09秒 順天堂大学 1時間03分09秒 平均が1時間03分1桁台には8校がひしめき合う結果に。予選会からの参加になった中央大学は、阿部陽樹(4年、西京)がチーム内トップ。チーム内2番手は3月の学生ハーフマラソンで4位入賞、箱根駅伝予選会でもチーム内トップでゴールした好調の白川陽大(3年、大塚)。前回大会は復路のエース区間9区を走ったが今大会はどうか。東洋大学のチーム内トップは、今年2月の丸亀国際ハーフマラソンで1時間01分42秒の自己ベストを出した緒方澪那斗(3年、市立船橋)。出雲駅伝は11位、全日本大学駅伝は13位と苦しんだ駅伝シーズンを過ごしたが、20年連続のシード権は渡せない。 59分32秒のハーフマラソン学生記録保持者のリチャード・エティーリ(2年、シル)擁する東京国際大学は全体9番手。前回大会は本戦出場を逃し涙をのんだが、今大会は予選会を8位で突破。シード権獲得を目指す。早稲田大学は山口智規(3年、学法石川)と伊藤大志(4年、佐久長聖)が1時間1分台の記録を持つ。山口は2025年度の主将に就任し、エースと主将、2つの大役を担うことになる。 予選会を11位の東京農業大学とわずか1秒差で突破した順天堂大学も実力は十分。1時間1分台には浅井皓貴(4年、豊川)と海老澤憲伸(4年、那須拓陽)。前回大会同様、往路への起用が予想される。ハーフマラソンの記録はないものの、玉目陸(1年、出水中央)は12月1日に行われた熊本甲佐10マイルロードレースで、実業団選手を抑えて優勝しており、箱根駅伝に向けてアピールした。 平均が1時間03分2桁台以降のチーム 日本体育大学 1時間03分20秒 関東学生連合 1時間03分36秒 日本大学 1時間03分43秒 立教大学 1時間03分45秒 専修大学 1時間03分47秒 山梨学院大学 1時間03分48秒 ※留学生はジェームス・ムトゥクのみ 神奈川大学 1時間04分08秒 日本体育大学は山崎丞(3年、中越)がチーム内トップ。77年連続77回目の出場記録は古豪の証だ。予選会を1位で突破した立教大学は、大学記録を持つ國安広人(3年、須磨学園)がチーム内トップ。トラック競技を主戦場にしているため、ハーフマラソンの平均タイムはこの位置だが勢いと注目度は十分。63年ぶりのシード権獲得を目指す。
4years.編集部